予備校本か基本書か
永遠のテーマの一つと言えます。
私自身は基本書を利用していました。
よくこの話をすると
「予備校本はダメ!」
という意見が出ます。
しかし個人的には
どちらでもいい
と思います。
どちらにも良いところ、悪いところがあります。
予備校本は
1 わかりやすくかみ砕こうとしています。
2 ある程度重要なところをしぼってくれます。
ただし
1 本当の理解には向かない部分があります。
2 一環した理解が難しい部分があります。
これはなぜかというと
予備校本は
膨大な法律の勉強の範囲について、
まず司法試験に出そうなところを絞っています。
そのため、
読んだけど司法試験に関係がない
ということが起きにくいです。
さらになるべく受験生が飲み込みやすいように
簡単な記載をしようとします。
これにより飲み込めるようになります。
一方でこの良いところ、目指そうとしていることの弊害が起きます。
まず、絞り方によっては、よくわからなくなってしまうことがあるということです。
つまり、10のものを見てはじめて、全体としての理解ができるところ
変に7にしぼってしまったことで、全体としての理解ができなくなってしまう。
ということ起きます。
次に簡単な記載をしようとするがゆえに
単なる箇条書きを見せつけられているようになってしまい
なぜそう考えるかの背景などの紹介がなくなってしまうことがあります。
このように予備校本には
利点がある一方、利点があるがゆえにマイナスな面もあるのです。
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