PDCAサイクルという言葉はご存じでしょうか?
経営学・ビジネスの世界で良く言われることです。
PLAN
DO
CHECK
ACTION
の頭文字をとったものです。
計画し、実行し、その結果をチェックして、改善策を実行する、一連の流れを指します。
司法試験の勉強についても
この考え方が必要だと思います。
不合格な人、不合格が続いている人は
自分の今までのやり方がよくないことを疑いましょう。
そして、どこが悪いのかをしっかりと見極めましょう。
不合格が続く人は
それまでの自分のやり方をそのまま続けてしまっている人が多いと思います。
そもそも自分のやり方を疑っていないのか、
それとも自分のやり方に固執してしまっているのか、
原因はいろいろとあると思いますが、いずれにしても
「自分のやり方を変えていない」
ということが一つの敗因としてありそうな気がします。
ありがちな思考パターンとして
「勉強量が足りなかったんだ。もっと勉強しよう!」
というものがありますが、これは危険です。
不合格が続いている人は
それまで何年も勉強をしてきているわけですから、
勉強自体はかなりやっているはずです。
それで、勉強量が少ない
というのは短絡的すぎます。
勉強の中身をもっと吟味するべきです。
この意味からも
「もっと演習書を増やそう」「もっと判例を読もう」
というのは、ナンセンスであるということはわかっていただけると思います。