司法試験と予備校は
永遠のテーマですね。
そもそも、ロースクール誕生の背景には、予備校の弊害というものが言われていました。(実際は利権の話なのかもしれませんが)
よく例え話として出されるのは、
某塾の論証である、「表現の自由は自己実現、自己統治の観点より重要である」
という論証です。
多くの受験生が同じような論証をして、まるで金太郎飴のような形であったことに
試験委員が危機感を感じたそうです。
たしかに、採点をしていて同じような論証が続いたら、怖くなってしまうかもしれません。
ただ、予備校にも、もちろんいいところはあります。
それは
「かみ砕いてくれる」
というところです。
これは諸刃の剣なんですね。
+ 法律の知識や論証を飲み込める(かみ砕いてあるので飲み込みやすくなる)
- 自分でかみくだけなくなる。予備校にミスリードされる。
ということがあります。
なので、それをわかったうえで利用するのがいいと思います。