本当の意味での理解

長い期間勉強しているにも関わらず、

論文が伸びていない人に一応の確認をしたいのは

基本的な知識は早く、正確に出てくるか?

ということです。

受験が長引いてしまうと

同じ知識、本を繰り返すことにすっかりと飽きてしまい

基本的知識をおろそかにしてしまう傾向にあります。

そして、飽きてしまう反面

知識としての定着は時の経過とともにどんどんと薄れてしまいます。

すると何年も勉強しているのに

基本的知識がどんどんと抜けてしまう

という現象に陥ってしまいます。

結果として、長い期間勉強しているにも関わらず

基本的知識が早く正確に出てこない

ということになってしまうのです。

ゼミなどをして

基本的な要件を聞いたとき

ちょっとつまってしまうという人は

この症状がある可能性があります。

なぜこのようなことになってしまうのか

それには二つのことがあると思います。

1 基本的知識はもう大丈夫だ という思い込み

何年も勉強をしていると、何回もまとめノートなどを繰り返しており

どうしても

もう基本的な知識は大丈夫なはずだ

ということになってしまいます。

しかし、知識はやっていなければ

必ず劣化します。それをきちんと正面から向き合うべきです。

⇒日々、知識は劣化していっていると

だからこそ、メンテナンスをしないといけません。

2 本当の意味での定着の意味をはき違えている

みなさんは伝聞の論証はすぐに出てくると思います。

これは何回も書いてるいるからです。伝聞の論証ができない、できていないという人はいません。

しかし、他の論点はどうでしょう?伝聞ほどはきっちりと早く正確にできないものがあると思います。

ここにギャップがあります。

基本的論点は、刑訴の伝聞の論証のように

早く正確にできるようにならないといけないのです。

そしてそれこそが本当の意味での理解なのです。

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