刑事系の怖さ

刑事系は

みんなが得意意識があります。

それはなんとなく2時間ドラマの影響や、一般的に興味が高い領域であり

比較的勉強していて楽しいということがあると思います。

また書き方もかなり決まっており、

出題形式もかなり固定化されており

多くの受験生がそれなりに対応をしているところであると思います。

そのため、

受験生のレベルは相対的に高いです。

刑事系は多くの受験生が、かなりレベルの高い答案を書いてくると思ったほうがいいです。

そうなると

少しのミスで大きく順位を落とすという特性があります。

ここが怖い。

刑法でいうと

罪責を間違えると大きく後退します。

また、刑訴も判断枠組みや

伝聞を間違えるようなことがあれば

やはり大きく後退してしまいます。

一方このような一つのミスが

大きな後退を招くものであるにも関わらず

答案構成にかけることができる時間が

短いということもあります。

なぜならあてはめを充実させる必要があり

7枚程度は書きたいことから

ある程度早めに書き始める必要があるからです。

ここが矛盾します。

つまり一つのミスが大きく後退する要因になるにも関わらず

それを検証する時間、慎重に考える時間が少ない

ということになります。

早く正確な法律構成を実施する

ということが必要になる科目であると言えることになります。

こうしたことは

まずは訓練したり

答練で痛い目を見たりするのがいいと思います。

一度痛い目を見ると

この記事の意味がよくわかると思います。

そして早く正確

ということを達成するためにはどうしたらいいのかを考えましょう。

もちろんこのサイトでも別途記事化しますが

自分で考えることが重要です。

刑事系にはこのような怖さがあるということを

しっかりと認識しましょう。