基本書というのが
法律学習(司法試験学習)にはあります。
この基本書のよしあし
というのがまるで永遠のテーマ、フェルマーの最終定理のごとく
話題になり、紹介サイトが作られています。
本題のテーマは
「基本書の沼」
ということです。
基本書か予備校本かということは
また別記事にしますが、
私は基本書を使っていました。
予備校の本だとどうしても断片的なように感じてしまっていたのです。
ところが私はここで沼にはまりこみます。
はまったのは民法です。
民法がとにかくよくわからず
悩みの種でした。
当初内田民法を使用していましたが
分量が多すぎて当然消化できません。
したがって、内田民法を斬りきざんで、カスタマイズをしようとしていました。
しかしこれにも膨大な時間がかかります。
そこで薄めいい参考書はないかと
ネットで基本書の情報を集めました。
そうすると
たくさんの本が押されていました。
私はなんだか宝物に出会ったような気がして
いろんな基本書を買ってみました。
(ただし薄さには注意していました。)
そして結局どの本もきちんと通読できない
ということになったのです。
(ただ、ここで買った本自体は、定評があるもので悪い本ではないと思うのですがいかんせんいろいろ買ってしまったため、通読ができず、本当の意味でのおすすめがいまいち現状はできないです。)
これを私は
「基本書の沼」
としています。
いい基本書がたくさんあり、それを買いあさることで、どれも消化できず
まるで底なし沼にはまったかのようになってしまったのです。
この沼にはまっている時間が全く無駄であったとすることはできません。
いいこともあったかもしれません。
ただ、効率的な時間ではありませんでした。
みなさんはこうならないようにしていただきたいです。
いい基本書はたしかにたくさんあります。
いろいろ読んでみたくなります。
もしかしたら自分にすごく合う、基本書があるかもしれません。
でも、いろいろ手を出すと
ロクなことになりません。
みなさん、基本書の沼にはまり込まないようにしてください。
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